人の体には、利き手・利き足などの関係で左右差があります。右側のストレッチは楽にできても、左側がやりにくいと言ったことはよくあることです。そういう場合に、やりにくい側で体の曲げ方などを変えてやりやすい方法でやってしまう方がよくいます。が、これでは使う筋肉が左右で違ってしまいますので、体のゆがみを悪化させることになります。左右同じ形をとって、同じ筋肉を使ってポーズをとりましょう。左右で可動範囲に差が出てきますが、両方とも同じ形で、それぞれ行ける範囲で行います。
その際、伸ばすべき筋肉をしっかりと意識しながら行うと、左右の筋肉の運動量には差がないことが分かります。
動かすべき筋肉や伸ばす筋肉が左右で異なってしまうと、左右差や体のゆがみを悪化させるためにエクササイズを行うようなことになりかねません。せっかくのエクササイズですので、体を整える方向で取り組んでください。